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税務教育 OECD コンプライアンス CRM
OECDが定める税務コンプライアンスの4本柱
Arunika Consulting税務チーム
2004年以降、経済協力開発機構(Organisation for Economic Co-operation and Development:OECD)が開発した理論に基づき、税務コンプライアンスは4本柱に分類されています。この理論は、インドネシア国税庁(DJP)がデータ分析商品とCompliance Risk Management(CRM:コンプライアンスリスク管理)を開発する上での基盤となっています。
以下に4本柱をご紹介します:
1. 登録(Registration)
この柱は、納税義務者が税務行政システムに正しく登録されること(register in the system)に関連しています。正しい登録がなければ、税務システムは課税主体の義務を監視することができません。
2. 申告(Filing)
この柱は、納税義務者が申告書(SPT:Surat Pemberitahuan)を適時に提出する義務の遵守を意味します(timely filing)。申告の適時性は、この柱の主要な指標となります。
3. 納付(Payment)
この柱は、納税義務者が課税される税金を支払う義務の遵守に関係しています。納付のコンプライアンスは、法令に基づく適切な金額と期日での納付から測定されます。
4. 申告内容の正確性(Correct Reporting)
最後の柱は、課税義務を履行する際の完全かつ正確な税務情報の申告(complete and accurate reporting)に焦点を当てています。これには、売上高、経費、および事実に基づく適切な税金計算の申告が含まれます。
インドネシアでの適用
インドネシアでの適用において、DJPはこの4本柱を基盤として戦略的分析商品を作成しています:
- CRMエクステンシフィケーション(拡大):登録の柱に使用
- CRM教育&CRMサービス:申告の柱のコンプライアンス向上に焦点
- CRM徴収:納付の柱の最適化に使用
- CRM査定&移転価格:申告内容の正確性の柱を検証するために使用